「これでいい」と「まだいける」で着る服にほとんど不満がなくなった件
こんにちは、或る主婦です。ミニマリズムでお金持ちになることを目指しています。
私は今、1年間服を買わないチャレンジをしています。現在、2か月目。最近めっきり寒くなり、いつもなら新しい服を買っている時期になりました。
服は、買わない。
こういった明確なルールがあると、人はそのルールの中で満足する道を探すようにできているみたいです。少なくとも、私はそうでした。まだ、服を買わないチャレンジ2か月目ですが、考え方がすでに変わってきたように感じます。
ファッションは決してクリアできない理不尽なゲーム
みなさんは、どのような基準で洋服を選んでいますか?
私は今まで、ほとんど何も考えずに洋服を買っていました。季節の変わり目になると、「寒い」とか「暑い」とか何かと理由をつけて新しい服を買いに出かけます。店頭に並んでいるマネキンや街ゆくお洒落な人を参考に、なんとなくその時に流行っているかわいい服を買います。新しい服を買ってすぐは、その服を着るとうきうきした気持ちになります。ですが、数週間も経てば気持ちは萎えてきてしまうのです。
あ、あの人の服、似てるけど袖がちょっと可愛い。いいなぁ。
自分の服には満足ができなくなってきます。満足はできないけれど、私はそのたびに新しく買いなおすわけではありません。
でも、これしかないから、これを着よう・・・
と後ろ向きな気持ちでその服を着るようになるのです。気持ちは不満のまま、毎日がすぎていきます。
私にとってのファッションは、ラスボスにたどり着いた瞬間、新しいラスボスが遠くに現れる理不尽なゲームでした。
私のファッションは「これでいい」
「洋服は買わない」と心に決めてしまうと、不思議と考え方が変わってきました。ファッションの流行が全く気にならなくなったのです。
この服はもうださいかな?
こういったよくわからない他人の基準がどうでもよくなりました。私にとってのファッションは、もっとシンプルなもののようです。
最近は寒くなってきたので、去年買ったセーターを着ています。なんの不満もありません。私には「これでいい」と心から思えます。
「まだいける」
「これでいい」の他にもう一つの考え方を身に着けました。「まだいける」です。
去年買ったユニクロのレギンスパンツ、膝の部分に小さな穴があいています。以前の私だったら、もう捨てていたかもしれません。今頃新しいレギンスパンツをゲットしていたでしょう。
でも、今の私は違います。新しい服を入手することが不可能な私にとって、レギンスパンツは貴重な一枚。ちょっと穴が空いている位で、手放すわけにはいかないのです。
大丈夫。まだいける。
私はまだまだこのレギンスパンツを履くことでしょう。私が特に成長したなと思うのは、この「まだいける」という選択に後ろ向きな気持ちが全くないことです!
貧乏だから・お金がないから・もったいないから・・・といったネガティブな気持ちは全くありません。仕方ないとも思いません。この「まだいける」というのは、私の素晴らしい選択の結果であり、自分の賢さや判断力の高さを表現しているのです。
穴のあいたレギンスパンツを着ながら、「こんな賢い私かっこいいでしょう?」と思っているのです(笑)
なんと幸せなのだ。ミニマリズム!
まとめ
モノを減らすと豊かになれる。
ミニマリストがよく言う言葉です。自分にとっての「これでいい」という基準を持つことは、「幸せ」への近道ですね。ミニマリストが豊かだというのが、なんとなく分かってきた気がします。